清掃作業ゲーム”PowerWash Simulator”

ゲーム

数年前にSteamで購入した、清掃作業ゲームのレビューです。
100時間ほどプレイしていますが、中毒性はありません。

どんなゲーム?

高圧洗浄機を使用して、車両や建造物の汚れを清掃していくゲームです。
車両や構造物は無数のパーツから構成されており、各パーツに汚れ度合いのパラメータがあります。

汚れ度合いは100%からスタートします。洗浄が進むと数値が減少していき、
0%になったらそのパーツは洗浄完了となります。
最終的に、すべてのパーツの汚れを0%にすることで、そのステージがクリアとなります。

車両は洗浄範囲は狭く、細かいパーツに分かれています。
そのため、どのパーツが洗浄未完了なのか分かりにくいです。
また、しゃがんで車の下から覗き込まないと洗浄できない汚れなどもあり、
角度を変えて見るなどの工夫が必要になります。

一方で、構造物は洗浄範囲が非常に広くステージクリアに時間がかかります。
パーツを1つ1つ順番に洗浄していくことができるので、
少しずつ洗浄完了エリアを増やしていく達成感が車両の洗浄よりも大きいです。

装備を強化しよう

高圧洗浄機はパワーウォッシャー、拡張部品、ノズルの3つから構成されています。
初期装備はあまり洗浄能力が高くありませんが、
ステージクリアの報酬金で装備を購入し、強化することができます。

汚れは何種類かあり、パワーウォッシャーの出力の強さによっては汚れがすぐに落ちません。
パワーウォッシャーのモードを変えると狭い範囲に高出力の洗浄ができるのですが、
その状態では広い範囲の洗浄はとても大変です。
しかし、装備を強化していくことで、最終的には広範囲に高出力の洗浄ができるようになります。

ちなみに、洗浄液という特定の汚れを洗浄しやすくする消耗品のアイテムがあるのですが、
一瞬で使い切ってしまい、効果があるのかないのか分かりにくいのと、
いちいち購入するのが手間なので、私は常に洗浄液なしでプレイしています。

照準モードで酔い防止

キーボードのCを押すと、照準モードに切り替わります。
基本的にはこのモードで洗浄作業をするのがおすすめです。

レティクルを画面外に動かさない限り、画面を固定することができるので、
この状態でマウスをひたすら上下や左右に振りまくると、酔わずに効率よく洗浄できます。
デメリットとしては、手が非常に疲れることです。
長時間プレイし過ぎると、手が痛くなるので適度に休憩をはさむようにしましょう。

完成度の高いゲーム

汚れのグラフィックは非常にリアルです。
車両や建造物のグラフィックについては、リアルさ重視というよりも
プレイの快適さを重視するような作りになっているので、割と簡素に作られています。

100時間ほどプレイしていますが、この手の3Dゲームにつきものの、
構造物などにスタックするバグには遭遇していません。
主人公のジャンプ力もそこそこあり、建物から建物へ飛び移ったりできるので、
移動に関するストレスもほとんどありません。

また、汚れが残っている場合、そのパーツを強調表示できます。
さらに、Tabキーを押すことで汚れている場所を強調表示できます。
洗浄したはずなのにどこが汚れているんだろう?というときに使いましょう。

ちょっとストレス要素かな、と思ったのは、脚立や踏み台などの掴めるオブジェクトの判定です。
キーボードのFを押すと物を掴むことができるのですが、
判定がやや厳しいのか、目の前の脚立を素早く掴むのが地味に難しいです。

とはいえ、基本的にはストレスフリーに遊ぶことができます。
プレイヤーが汚れを洗浄することに集中できるゲームとなっていますので、
作業ゲーが好きな方にはおすすめのゲームです。

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