私はそこそこ多くのゲームをプレイしてきました。
その中にはプレイ時間が何百時間にもなるほどやりこんだものもあれば、
数時間だけ遊んで、「なんかこれは違うなぁ」と感じてやらなくなったものもありました。
実際に長時間プレイした私の感想を交えながら
「私にとっての面白いゲームの要件とは?」について考察したいと思います。
今回紹介するゲームはこちらです。
Satisfactory (200時間以上プレイ)
“Satisfactory”は工場系ゲームのジャンルの中で特に有名なゲームです。
主人公はFICSIT社の社員としてロケットで未開の星に派遣されるところから始まります。
ゲームの主な目的は、鉄鉱石などの資源を採掘し、加工装置で工業製品を作成し、
それらを会社へ送り届けることです。
自動化しているのに作業が減らない
様々な製品を加工して作成するために、主人公は製作機や組み立て機などの加工装置を作成します。
加工装置が増えてくると、装置を動かすための電力が不足してしまうので、発電機を作成します。
発電機を動かすにはバイオマスや石炭などの燃料が必要なので、その生産ラインを作ります。
…というような形で、自動化すればするほどやることが増えていきます。
さらに恐ろしいのは、ゲームが進めば進むほど要求される製品の個数が膨大になることです。
これが何を意味するのかというと、今まで作った生産ラインでは、製造量が明らかに不足するのです。
そうなると、鉱石の生産量や輸送量を詳細に計算して、より高効率の生産ラインを作り直すことになります。
そうすると、再度電力不足の問題に直面し、大規模な発電施設を作成する必要があることに気づくのです。
中毒ポイント:目標設定→達成の連続
生産ラインや発電施設は1つ作るだけでもそれなりに資源や時間を費やします。
どこに何を作るのか、計画性をもって決めなければなりません。
目標を他人に決めてもらうのではなく、自分自身の意志で決めることが
目標達成時の喜びにつながっていると思います。
また、このゲームはボリュームが大きいので、その達成感を味わうタイミングが何度も訪れるのは
中毒性が高いポイントになっているでしょう。
中毒ポイント:妨害がなくストレスフリー
この手の工場系ゲームには妨害要素が付き物です。
他のゲームでいえば、施設を破壊してくる敵が定期的に現れてそれを撃退する、といったものです。
“Satisfactory”にはそのような要素は無く、探索以外で敵と戦うことは基本的にはありません。
時間を忘れて自分の作業に没頭できるというのも、このゲームの魅力の一つです。
中毒ポイント:ゲームをやめるタイミングが無い
既に紹介したように、”Satisfactory”はかなりの作業ゲーです。
「ゲームの中で仕事をするゲーム」です。
作業を続けていると、いつしか疲れてしまうものです。
そんな時はゲーム内でぼーっとしましょう。
あなたの作った生産ラインが自動で製造し続けてくれます。
すると、ちょっとコンビニに行ったりごはんを食べたりするときも
ゲームからログアウトしないような体になってしまいます。
いかがだったでしょうか?
中毒性の高いゲームをやりすぎると、引きこもりがちになったり生活リズムを崩す原因にもなるので
適度に遊びましょうね。
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