私は一人暮らしをしています。
そのため(?)食生活は基本的には崩壊しているのですが、
特定の食べ物にハマり、それしか食べない時期というものが存在します。
ペペロンチーノばかり食べていたり、海鮮丼ばかり食べていたり。
コンビニのうどん・そばばかり食べている時期もありました。
今回は何の気なしに調べた「そば」に関する記事です。
見る人が見たら、知識というより一般常識の部類かもしれませんね。
五割そば もう半分は そばじゃない?
そばについて調べようと思ったきっかけは、「五割そば」という謎の単語でした。
五割って割合のこと?何の割合?半分はそばじゃないの?という色々な疑問が浮かびました。
そばを打った経験があれば多少は想像がつくのかもしれませんが、私は常に食べる側の人間でした。
そこで、せっかくの機会なので、そばについてネットで調べてみました。
五割そばとは、そば粉とつなぎを5:5の割合で混ぜて打ったそばのことを意味しています。
つなぎとは、粉同士をつなぐ役割をする粉のことです。
よく使われるのは小麦粉のようですが、山芋や卵などでも代用可能です。
これらのつなぎを混ぜることで麺が切れにくくなるらしいです。
そしてそば粉とつなぎの比率を変えることで、そばの味や食感が変わるのです。
代表的なのは、二八そばと十割そばのようです。
そば屋さんは大体がこのどちらかだとか。
二八そば…そば粉とつなぎが8:2の割合。麺がしなやかでのどごしが良い。
十割そば…そば粉とつなぎが10:0の割合。そばの風味が良い。
ちょっとマイナーですが、こんなそばもあるようです。
九一そば…そば粉とつなぎが9:1の割合
外一そば…そば粉とつなぎが10:1の割合
二八そばと九一そばは、一見すると比率の書き方が矛盾しているように思われます。
そば粉が2でつなぎが8のように見えるのに、実際は比率が逆なのです。
その理由は、二八そばの名前の由来が諸説あるためのようです。
(2×8=16文で売られていたから二八そばと呼ばれていた説、など。)
そばの花って?
今更ですが、そばの花や実についても調べてみました。
そばが植物であることは知ってはいましたが、どんな花や実が成るのか
ちゃんと見たことはありませんでした。
以下の写真はWikipediaに載っていたものです。
そばの実をすり潰して粉にしたものがそば粉です。
私が食品としてのそばしか見たことが無いからなのでしょうが、
この実からそばが作られているのが不思議な感じです。
そばの実の黒い殻ごとすり潰すか、殻を取り除いてすり潰すかだったり、
すり潰した粒のサイズが均一か不均一かなど、そば粉自体にも種類があるみたいです。
例えば、実を挽いていくと最初に実の中心部分が粉になります。これを一番粉と呼びます。
この部分はデンプンを含んでおり、白い粉であることが特徴です。
このようなそば粉だけで打つと、更科(さらしな)そばと呼ばれる白いそばになります。
さらにそばの実を挽いていくと、二番粉、三番粉と名称が変わっていきます。
だんだんと実の皮や黒い殻の部分が挽かれていき、殻の部分を挽いた粉は黒っぽいそば粉になります。
このようなそば粉で打つと、田舎そばと呼ばれる黒っぽいそばになります。
最後に
ふと気になった単語を調べだしたら、知らなかったことが次々と出てきて
自分がいかに無知の状態でそばを食べていたのかを思い知りました。
そばの種類は地域によっても沢山あるので、気になったらさらに調べてみてはいかがでしょうか。
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