スイカゲームの攻略のコツ

ゲーム

ゲーム配信者の間で急激に注目されるようになったゲームといえば、”スイカゲーム”です。
ジャンルは落ち物パズルゲームです。
もともとはプロジェクター内蔵ソフトらしいですが、ニンテンドースイッチで遊ぶことができます。

ゲームシステムは単純で、プレイヤーは5種類の中からランダムに選ばれたフルーツを上から落としていきます。
同じフルーツ同士がくっつくと、1つ上位のサイズのフルーツに進化します。
とてもかわいらしい見た目ですが、だんだんとそんなことを考える余裕は無くなっていきます。

ゲームの目的は、フルーツをどんどん進化させていき、最上位のスイカまで進化させることです。
中にはスイカを作成するだけにとどまらず、3000点以上のハイスコアを狙うプレイヤーや
スイカを2個作成して進化させることを目指すプレイヤーも存在します。
(スイカ2個がくっつくと、それ以上は進化せずに消滅するようです)

今回はスイカゲームを実際にプレイしてみた私の感想や攻略法についてのお話です。

運が最重要

元も子もないことが書かれていますが、このゲームで一番重要なのは運です。
どのフルーツを育てるかといった戦略や細かいテクニックも確かに存在するのですが、
フルーツのツモが悪いと結局うまくいきません。

私のベストスコアは3502点で、時点に3284点、3151点と続きます。
しかし、2000点もいかずに終わることは珍しくありません。
その敗因の半分は「来てほしいフルーツが来ない」ことだと思っています。

前述した通り、フルーツのツモは5種類(サクランボ、イチゴ、ブドウ、デコポン、カキ)です。
そして、プレイヤーは今手にしているフルーツと、ネクスト欄に存在するフルーツを知ることができます。
つまり、2手先のフルーツまでは確定している状態です。
3手目に来るフルーツは5種類のうち未確定です。

ある場所にサクランボを落としたいというシチュエーションを考えてみます。
1手先、2手先のツモにサクランボが見えない場合、
3手目にサクランボを引ける確率は20%なのです。
もちろん、3手目に引けなくても、いずれどこかで引けるのでしょう。
ですが裏を返せば、引いてほしくないフルーツを引いてしまう確率のほうが大きいのです。

リスクとリターンを常に天秤にかける

2つ目の重要なポイントです。
このゲームの敗因の半分は「来てほしいフルーツが来ない」ことだと書きました。
もう半分がこの「リターンを重視しすぎる」という思考にあると思います。

ゲーム中に以下のような状況に遭遇したプレイヤーは数多くいると思います。
「この隙間にフルーツを落として進化させたい。隙間は大きいからいけるかな?」
「あれ、なかなか隙間に落ちてくれない。困ったなぁ。」

こうしてフルーツが想定外の場所に置かれてしまうことによって、処理の難しいフルーツたちが発生し、
盤面が進むと不良債権(私はこれを”ゴミ屑”と呼んでいます)となって私たちを敗北へといざなうのです。

ここには最初に説明した運要素とは明らかに異なる点があります。
それは、「プレイヤー自身の意志で落とす場所を決定した」という点です。
3手以上先が分からないというシステム上、ある程度のリスク覚悟で決断することは重要です。
しかし「この隙間に落とせれば盤面が改善される」というリターンにばかり目が行ってしまい、
失敗したときのリスクを正しく評価できていないと、盤面がより悪化してしまいがちです。

このような失敗をしないためには以下のような思考が望ましいと考えます。
・もし次の1手で失敗したとしたら、どのような状態になるのか想像する。
・その状態を2手目以降でリカバリーすることは可能か不可能か考える。
 (スペースに余裕があるから多少ツモが悪くてもリカバリーできそう、など。)
・リカバリー不可能の場合はゴミ屑が発生するので、そのような手は悪手と判断する。

上記の思考はいわば「解決の先延ばし」です。
2手目までで盤面を改善できない場合、3手目以降のツモが分からないため
問題が解決するかは完全に運次第となってしまいます。
1番目のポイントとして「運が最重要」と説明した通り、ここでも運要素に悩まされるのです。

小ワザ・知識

最後はポイントと銘打つほどでもない小ワザ・知識です。
プレイしていく中で自然と感覚で理解していく部分かと思います。

大きいフルーツは下に置こう。小さいフルーツは上に置こう
パイナップルあたりから、下に小さいフルーツが潜り込むことが増えてきます。
時には上にフルーツを置き、下に潜り込むのを押さえつける、などの対策も必要になります。

選択肢を幅広く持とう
例えばフルーツを置くことができるスペースが3か所あるとします。
次のどちらのケースのほうが望ましいでしょうか?
・スペース1~3すべてにサクランボが置かれている
・スペース1は空っぽ、スペース2はサクランボ、スペース3にはブドウが置かれている
次のツモが5種類あることを考慮すると、多くの場合、後者が望ましいでしょう。
置けるスペースを逐一確認し、複数のスペースに同じ種類のフルーツが
同時に存在するような盤面はできるだけ避けるようにしましょう。

隙間に挟まったゴミ屑は進化させないようにしよう
「リンゴとリンゴの間にサクランボが入ってしまい、リンゴを進化できない」という場面に遭遇したとします。
この時、考えなしにサクランボを進化させると盤面が悪化することがあります。
なぜなら、盤面を改善させるためにはサクランボをリンゴまで進化させないといけないからです。
進化させていく過程で、さらなるゴミ屑が出ないという保証はありません。
リンゴどうしの間のサクランボなら、サクランボを進化させても何とかなるかもしれませんが、
モモどうし、あるいはパイナップルどうしの間にサクランボがあったらどうでしょうか。
フルーツが大きくなればなるほど、この方法では限界があるのです。

フルーツを動かしてみよう
不安定な場所に置かれたフルーツは動く場合があります。
うまく利用して盤面が改善できないか検討してみましょう。
画面端のリンゴ以上の大きさのフルーツは、小さいフルーツを乗せると内側へ動くことがあります。
また、傾斜がある場合は、フルーツをぶつけることで転がり落ちることがあります。
少し難しいですが、フルーツ進化時の体積増加を利用して、隣りのフルーツを吹き飛ばしたりもできます。

詰んだらスコア稼ぎに切り替えよう
どんなに頑張ってもどうしようもない盤面はいずれやってきます。
例えばスイカの下にパイナップルが潜り込んでしまい、パイナップルを育てられない場合です。
こうなってしまうと、基本的には詰みです。下に入り込んだフルーツは簡単には育てられません。
そのような時はスコアを見てみましょう。
ハイスコアに届きそうなら、そこから稼げるポイントを拾うことにシフトしていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました